■ トラベル会話タイ語
タイ旅行の楽しみの一つには、何と言ってもショッピング。日本でもすっかりアジアン雑貨がお馴染みになりましたが、ここは本場!アジアン雑貨の好きな方にとっては、宝島のようなところです。何しろ安い!それに現地の人と触れ合いながら値段を自分で交渉する楽しみもある。ジェスチャーで、片言の英語で、更には片言のタイ語で!値段はあなたの交渉力次第です!最初の言い値から、時に半額になることもあります。片言のタイ語ができればそれはもう楽しくてたまらなくなるでしょう。現地の人は、タイ語で一生懸命交渉しているあなたに微笑を浮かべ、もう一押し値引いてくれるかもしれません。旅の楽しみは現地の人とのコミュニケーションによって倍増するものです。さて、それではショッピング時に必ず役立つトラベル会話タイ語を学びましょう!
数字
まず基本は数字です。数字を覚えればあなたは、値段を自由自在に操れます!
0 スー(ン) | 10 シィッ(プ) | 20 イーシィッ(プ) | 30 サー(ム)シィッ(プ) |
1 ヌン | 11 シィッ(プ)エッ(ト) | 21 イーシィッ(プ)エッ(ト) | 40 シィーシィッ(プ) |
2 ソーン | 12 シィッ(プ)ソーン | 22 イーシィッ(プ)ソーン | 50 ハーシィッ(プ) |
3 サー(ム) | 13 シィッ(プ)サー(ム) | 23 イーシィッ(プ)サー(ム) | 60 ホッ(ク)シィッ(プ) |
4 スィー | 14 シィッ(プ)シィー | 24 イーシィッ(プ)シィー | 70 チェッシィッ(プ) |
5 ハー | 15 シィッ(プ)ハー | 25 イーシィッ(プ)ハー | 80 ペッーシィッ(プ) |
6 ホッ(ク) | 16 シィッ(プ)ホッ(ク) | 26 イーシィッ(プ)ホッ(ク) | 90 カーゥシィッ(プ) |
7 チェー(ト) | 17 シィッ(プ)チェー(ト) | 27 イーシィッ(プ)チェー(ト) | 100 ローイ |
8 ぺー(ト) | 18 シィッ(プ)ぺー(ト) | 28 イーシィッ(プ)ぺー(ト) | 200 ソーン(グ)ローイ |
9 カー(ウ) | 19 シィッ(プ)カー(ウ) | 29 イーシィッ(プ)カー(ウ) | 300 サームローイ |
1,000 ヌン パン | 10,000 ムー(ン) |
少しずつ解説して行きましょう。
※カッコ( )内は、その言葉を言う口の形をしますが実際には口に出して発音しません。言ったつもりにしましょう。
※11は普通なら、シィッ(プ)ヌンと言いたいところですが、シィッ(プ)エッ(ト)とシッペのような発音をします。以下、21、31、41、51、61、71、81、91、101など、2桁以上の1の位に1が入ると、エッ(ト)と発音します。
※20から29までも特徴的で、ソーン(グ)シップと言いたい所ですが、そんな言葉はなく、イーシッ(プ)と発音します。以下、イーシッ(プ)エッ(ト)、イーシッ(プ)ソーン(グ)、イーシッ(プ)サーム・・・・となります。
※100は、ヌン ローイ と言っても、ただ単にローイと言っても通じます。
※1,000も同様、ヌン パン あるいは、パン です。
※10,000も、ヌン ムー(ン)あるいは、ムー(ン)です。
※最近のレートで、1バーツは約2.5円(2011年10月時点)です。2.5を掛けると計算しやすいでしょう。例えば、タイラーメンは一杯20バーツ程なので、円に換算すると50円ですね!激安です。
※激安とは言え、現地の人にとって、20バーツというのは、結構重要。というのは、あと数バーツで、コンビニなどで働いている人たちの時給に相当するのです。ということは、20バーツは700円(日本の時給)の値打ちがあるということですね。ってことは、1,000バーツ(2,500円)は25,000円相当ということになります!!!「安い安い!!!と飛びつきたいところですが、現地の人の値段の感覚に触れてみるのもいいかも知れませんね?!
文末の カー (kha) と クラップ(krab)
文の最後にkha(女性の場合)あるいは krab(男性の場合)を付けると、全て丁寧語 になります。日本語では、結構使い分けが難しい丁寧語ですが、タイ語では、かなり簡単です!それでは、試しにkha ・・kha・・・と連発してみましょう。それは、「はい。。。。はい。。。。。」という風な相づちになります。タイ人同士が話している会話に耳を済ませてみても下さい。きっと、「kha, kha, kha・・・・」と連発しているはずです。
ただし、発音の注意点として、日本語のようにただ単に「カー・カ・・・」と棒読みのようではありません。優しくソフトな発音をしましょう!と言っても文字では少し説明し辛いので、タイ料理屋さんでタイ人同士の話すのに耳を傾けてみてください(もしかして、店員同士なので丁寧語を使ってないかもしれませんけど。。。)。特徴的なのが、ニュースです。ニュースは全て丁寧な言葉で話しているので、kha kha kha のオンパレードです。最初は違和感があるかも知れませんが、いつしか自分もkha kha kha と連発するのに全く違和感を感じることがなくなる日が来る?!かもしれません。
ショッピングをする
タイのショッピングを楽しみとして挙げられるのが、何と言っても自分の交渉次第で、値段を値切ることができるという点でしょう。これは、今となってはほとんどのものが値段表示の日本社会で生まれ育った私たちには、本当に楽しい一時だと思います。観光スポットであれば、多少日本語や英語を話すタイ人の店員もいますが、現地の言葉「タイ語」を多少使って交渉した方が、交渉がもっと容易に進むことはもちろん、ご自分ももっとサヌック(楽しい)な気持ちになること間違いなしです!さあ、買い物実践会話にチャレンジしてみましょう!
お気に入りのものを見つけたら?
お店の人に声を掛けます。
相手がおじさん・おじいさんの場合:「クンルン カ/クラップ」
相手がおばさん・おばあさんの場合:「パー カ/クラップ」
相手が年上もしくは自分と同じ歳くらいの場合:「ピー カ/クラップ」
相手が明らかに年下の場合:「ノーン カ/クラップ」
お店の人に値段を聞きます
「アン ニー ラーカー タオライ カ/クラップ?」
アン=物をカウントする時に一番簡単 ニー=これ ラーカー=値段 タオライ=どのくらい
少し安くしてくれませんか?
「ロット ノーイ ダーイ マイ カ/クラップ?」
ロット=値下げする ノーイ=少し ダーイ=できる マイ=疑問のマイ
100バーツにしてくれませんか?
「100(ローイ)バー(ト)ダーイ マイ カ/クラップ?」
ローイ=100 バート=バーツ
3つで150バーツにしてくれませんか?
「3(サン) アン 100(ローイ) バー(ト)ダーイ マイ カ/クラップ?」
いいですよ
「ダーイ カ/クラップ」
ありがとうございます
「コープ クン カ/クラップ」
また会いましょうね!
「ポップ カン マイ ナ カ/クラップ」
ポップ=会う カン=一緒に マイ=新たに、また ナ=意味を和らげる、フレンドリーさを強調、〜ね
食事をする
それでは、次に食べ物の注文の取り方です。タイ料理はバラエティーに富んでいます。1つの人気の屋台メニューとして麺が挙げられるでしょう。麺には大きく分けて、センヤイ(太麺)、センレック(細麺)、センミー(極細麺)、バーミー(黄色麺)、の4種類があります。麺の屋台を発見したら、大抵の屋台にはこの4種類の麺がそろっています(時々、人気の麺はなくなっていることもありますが。。)。 次に味です。味は、ナーム(鶏がらベースのスープ)、トムヤム(トムヤムラーメン→トムヤムクンスープとは少し違う)、ナムトック(豚の血入り)、イェンタフォー(ピンク色の海鮮ラーメン)、などがあります。それにガイ(鶏)、ムー(豚)、ムー デーン(赤い豚=チャーシュー)、ヌア(牛)、の肉類もスープの種類によって選ぶことができます。 更に細かく言うと、スープ有りの他に、へーン(スープなし)というのがあります。こちらを注文すると、ナームが別の小さなお椀にサービスで付いてきます。
細麺ラーメンをください
「アオ センレック ナーム カ/クラップ 」
アオ=取る、要る
極細トムヤムラーメンをください
「アオ センミー トムヤム カ/クラップ チャーシュー」
黄色ラーメンをください
「コー バーミー ムーデーン カ/クラップ 」
コー=ください
太麺海鮮ラーメンをくださいな
「コー センヤイ イェンタフォー ナ カ/クラップ 」
黄色麺のスープなしラーメンをください
「アオ バーミー へーン カ/クラップ 」
細麺の豚の血ラーメンをください
「コー センレック ナムトック カ/クラップ 」
などなどこんな感じでオーダーしてみてください。
麺の屋台には、キィャオ(ワンタン)も置いてある屋台もあります。「キィャオ ナーム」 と言えば、ワンタン スープ、「バーミー キィャオ ナーム」 と言えば、ワンタン入り
黄色ラーメンです。 タイ料理は、一般的に辛い、酸っぱい、辛酸っぱい、甘いなど味がとてもはっきりしている料理です。最近日本でもアジア料理ブームで、タイ料理屋さんがかなり増えました。
タイに行ったことがないかたでも、タイ料理を試された方が少なくないのではないでしょうか?タイ料理=辛い。このように解釈し、どうも苦手になっている方もいるかも知れませんね。そんな時、この辛さが和らいだら、どんなに食べやすいかと思われたことはございませんか?
辛くしないでね
「マイ ペッ(ト) ナ カ/クラップ 」
マイ=否定のマイ ペッ(ト)=辛い
唐辛子を入れないで下さい
「マイ サイ プリック ノーイ カ/クラップ 」
サイ=入れる プリック=唐辛子 ノーイ=意味を和らげて丁寧なニュアンスになります
唐辛子を一つだけお願いします
「サイ プリック ヤン ディャオ ナ カ/クラップ 」
ヤン=〜だけ ディャオ=1つ
次に、よくある食事時に使うフレーズです。
メニューをください
「コー メヌー (ノーイ) カ/クラップ 」
コー=ください メヌー=メニュー
英語か日本語のメニューをください
「コー メヌー パーサー アングリッ ルー パーサー イープン カ/クラップ 」
パーサー=〜語 アングリッ=英国 ルー=or イープン=日本
料理がまだ来ていません
「アハーン ヤン マイ マー カ/クラップ 」
アハーン=料理 ヤン=まだ マイ=否定のマイ マー=来る
豚チャーハンがまだ来ていません
「カオパット ムー ヤン マイ マー カ/クラップ 」
カオパット=チャーハン ムー=豚
お会計をお願いします
屋台の場合→ 「ゲップ タン ドゥアイ カ/クラップ 」
ゲップ=引き受ける、引き取る タン=お金 ドゥアイ=ついでに
レストランの場合→ 「チェック ビン ドゥアイ カ/クラップ チェック」
ビン=英語のCheck billからの由来
とてもおいしかったです/とてもおいしいです
「アロイ マー(ク)ナ カ/クラップ 」
アロイ=おいしい マー(ク)=とても
タクシーに乗る
タクシーは意外とタイ語の練習にもってこいの場所です。人呼んで「移動語学教室」(勝手に名付けた)です。タクシードライバーはタイ国内の様々な場所からバンコクに出稼ぎに来いることが多いのです。中にはすごくフレンドリーなタクシードライバーもいます。そういう人には積極的にタイ語を話してみてください。バンコクの中に居ながら、タイ国内事情を身近に感じられるかもしれません。
タイのどこの出身ですか?
「クン マー チャーク ナイ ティー ムアン タイ カ/クラップ? 」
クン=あなたは マー=来る チャーク=〜から ナイ=どこ ティー=in ムアンタイ=タイ(王国)
あなたの名前は何と言いますか?
「クン チュー アライ カ/クラップ? 」
チュー=名前は〜です アライ=何
歳はおいくつですか?
「アーユッ タオライ カ/クラップ?」
アーユッ=年齢 タオライ=いくつ
あなたは、私は何歳だと思いますか?
「クン キット ワー ディチャン アーユッ タオライ カ/クラップ? 」
キット=思う ワー=that関係代名詞
バンコクにもう何年住んでいますか?
「ユー クルンテープ キー ピー レーオ カ/クラップ? 」
ユー=居る、住む クルンテープ=バンコク キー=how many ピー=年
レーオ=もう
兄弟は何人いますか?
「ミー ピー ノーン キー コン カ/クラップ? 」
ミー=持っている、いる ピー=お兄さん、お姉さん ノーン=弟、妹 キー=how many コン=人
私は日本から来ました。
「ディッチャン マー チャック プラテー(ト) イープン カ 」
ディッチャン=私(丁寧、年上と話す時に使う) チャン=私 プラテー(ト)=国
私は東京に住んでいます。
「ディッチャン/ポン ユー ティー トーキョー カ/クラップ 」
日本料理を食べたことがありますか?
「クン クァーイ キン アハーン イープン マイ カ/クラップ? 」
クァーイ=〜したことがある キン=食べる アハーン=料理
私はタイ料理を食べたことがあります。
「ディッチャン/ポン クァーイ キン アハーン タイ カ/クラップ 」
私はラオス料理を食べたことがありません。
「ディッチャン/ポン マイ クァーイ キン アハーン ラーオ カ/クラップ 」
ラーオ=ラオス
あなたは、タイ国内はどこに行ったことがありますか?
「クン クァーイ パイ ナイ ティー ムアン タイ カ/クラップ? 」
パイ=行く ナイ=どこ
私はチェンマイに行った事があります。
「ディッチャン/ポン クァーイ パイ チェンマイ カ/クラップ 」
私は旅行が好きです。
「ディッチャン/ポン チョープ パイ ティャオ カ/クラップ 」
ティャオ=遊ぶ パイ ティャオ=旅行する
あなたはタイ料理で何が一番好きですか?
「クン チョープ アハーン タイ アライ ティー スッ(ト)カ/クラップ? 」
ティー スッ(ト)=一番
私はタイ風焼きそばが好きです。
「ディッチャン チョープ パッタイ カ/クラップ 」
パッタイ=タイ風焼きそば